岡本店 2021年入社
髙橋 真姫
私が天池に入社したのは高校を卒業してすぐ。18歳のころです。食に関するお仕事がしたくて、どれが一番好きだろうと考えたときに、お肉かなって。天池は半世紀ほどでここまで成長して、今も安定して続いている会社ということで、ここならずっと安心して働けるかなと。仕事内容よりも業績重視でしたね。どんな仕事であれ、できるようになるという自信はあったので。面接は社長が一人でスッと「あ、どうも大島ですー」入ってきて驚きました。受かったポイントは、ちゃんと目を観て自分の伝えたいとこを伝えられたからかなと思います。
アルバイト経験もなかったので天池が本当に初めての職場で、人間関係とか、お客様の対応とか、不安はありました。でもお店のベテランの皆さんが、質問したら何でも答えてくれて、本当に助けてもらいました。それと、入社まもなくて何をするにも焦っていたころ、社長が「急がなくていいよ」と言ってくれたことがあって。「あ、ちゃんと見てくれてる」って、嬉しかったですね。社長は話をきちんと聞いてくれる人で「会社の方針がそうでも、この地域ではこうなんです」って話せば「じゃあそっちでいこうか」と、現場の意見を尊重してくれます。
入社後、私の場合は「値付け→手切り→ひき肉→スライサー」と順番にステップアップしています。一つひとつ出来るようになってから次に行けたので、成長を実感できて嬉しかったし、楽しかったですね。最初は難しくても、数をこなしていけば、必ずできるようになります。だから、そこまで気負わないで大丈夫。周りのサポートもあるので、大丈夫ですよ。「天池さんの切り方、盛り付け方って本当に綺麗よね」って、お客様から直接お褒めいただけたことがあるんです。すごく嬉しかったですし、やってて良かったって、自信にも繋がりました。
直属の先輩が関西出身で、ボケるとツッコミを入れてくれる明るい職場です。気づいたら、いきなりコントが始まってました!もちろん仕事はちゃんとやりながらですよ!私の店舗は、みんなちょっとぶっ飛んでますね(笑)。就活生の方には「みんなフォローしてくれるから、難しく考えなくても大丈夫だよ」って伝えたいです。私も最初は冷や汗かきながら仕事してましたけど、みんなが安心させてくれました。気負わないで大丈夫。もちろん、女性の方でも、ばっちり馴染める職場です!
仕事のこだわりは、切り方にあわせたお肉選び。豚ロースでも、生姜焼き用とかしゃぶしゃぶ用とか色々あるんですけど。パッと見て美味しそうって思ってもらうにはどうすればいいか?「生姜焼き用ならこの断面が見えるから、豚ロースのなかでもこの部分を使おう」って、一つひとつ選んでいます。ポップも自分で作るんですけど、イラストを描いたり一言添えたり、お肉の並べ方も独自に工夫したり、好きにやっています。ダメと言われることはほぼありません。店長も「ポップいいね!」「赤身が綺麗に見えていいね!」って基本褒めてくれます。
お客様に「どっちのほうが美味しい」って聞かれることも多いんです。そんな時に少しでもお客様の期待に応えられるよう、日頃から本を読んで勉強しています。お肉ってサシの加減とか、脂の入り方とか、色とかでも違ってくるんです。「そんなに毎日お肉に囲まれて、お肉嫌いにならないの?」ってよく聞かれるんですけど、私は断然お肉好きですね(笑)詳しくなればなるほど、好きになっちゃいます。塊のお肉を見て「これ生姜焼きにしたら美味しそうだな」とか思っちゃう。舌も肥えちゃって、味の違いがわかるようになっちゃいました(笑)。