所沢店 2022年度入社
長谷川 壮太
実は食品関係にあまり興味なかったんですけど、色々受けてみて最終的に何となく良いなと思ったのが天池でした。説明会でいきなり社長が出てきて、一対一で話をしたんですけど、その時に柔らかい印象を受けたんです。なんか良いなって。そのあと近くの店舗に行ってみたら、他のお肉屋さんと違う、こだわりというか、そういうものを感じました。適当にやってるわけじゃないなって。自分のイメージしていたお肉屋さんとはちょっと違うぞって。そこが良いなって思って応募しました。試験では豆つかみなどを行ったのですが、それはよくできましたね。
お肉屋さんって職人さん的な仕事なんですよね。営業職のように人と話したりじゃなくて、肉を綺麗に切ったり並べたり、モクモクとやる仕事なので、そこが自分にはあってるのかなって。学生時代に居酒屋のキッチンでアルバイトしていたんですけど、やっぱり自分にはそういう技術を磨く仕事があうなって思います。自分のスキル・技術が上がっていくのを実感できるのも楽しいですね。あと飲食って結構遅い時間までやっているイメージがあって、そこは不安だったんですけど、むしろ「時間までに終わらせて、早く帰ろう」という空気なのが意外でした。
天池は個人のやり方を尊重する職場です。だから先輩たちのお肉の切り方を見ると、人それぞれ全然違くて、正直、最初はちょっと混乱しました。でも誰もがプライドというか、綺麗につくることにこだわりを持っていて、そこに感動しました。スピードも質も、両方がすごいんです。色々な人にそれぞれのスタイルを教わって、それを自分なりに吸収して、自分にあったやり方を模索しています。「先輩はこうやってたけど、自分はこっちのほうがやりやすいな」ってアレンジしたりもして、自分だけのやり方を作り上げている最中です。
将来的には、自分が一番綺麗に肉を並べたり切れるようになりたいなって。そこは、一番になりたいです。目標とする先輩はいますね。自分にお肉のスライスを教えてくれた先輩なんですけど、どんなお肉も簡単そうにすいすい切っていくんです。あまりに簡単そうに切るので、自分にも出来そうだなと思ってしまうんですよ。でも実際やったら全然切れない。やっぱ違うなって。自分も早くその域に達したいです。お肉のスライスの仕事も、前は結構時間ギリギリだったんですけど、経験を重ねて、今はゆとりも生まれました。成長を実感できています。
仕事のこだわりとしては、ちゃんと料理に適した切り方をすること。そして、お肉が綺麗に見えるように盛り付けることを心がけています。「このお肉を何グラムにしてほしい」といった量の調整とか、「何日に焼肉400gを12パックほしい」とか、そういうご注文もあるので、すべてのオーダーにしっかりと応えたいですね。売り場でお客さんとすれ違ったときに「ここのお肉すごいね」といった声が聞こえたりするんですけど、褒められているのが自分の切ったお肉だった時なんかは「それ盛り付けたの自分なんですよ!」って内心すごい喜んでいます。
また、ゆくゆくは自分も店長にとは思っています。リーダー気質というわけではないので「誰にでも接しやすい店長」になりたいですね。あと、珍しいお肉を置いてみたい。熊とか。「このお店にしかない」を作りたいです。就活のアドバイスとしては、やりたいこと、やってみたいこと以外にも色んな業界を観てみるといいと思います。案外、自分にあう会社が予想外の業界で見つかることもあるので。あまり絞りすぎないで色々観てみるのもいいと思います。自分も最初はとりあえず営業職とか受けていましたけど、最終的には天池を選びました。